2017年06月24日
今、話題の藤井総太4段の将棋をみたぞ!
最近、なにかと明るい話題として、藤井総太4段の特集がワイドショーなどで組まれています。
時期も丁度、「三月のライオン」がNHKでアニメ化され、引き続き、映画も上映されたタイミングで、
主人公より、早い4段昇進。話題にならないわけがないです。
父親が将棋が好きなので、多少の見る目がありますが、連勝といっても、段位が下位相手の連勝です。
浜松の神谷8段の連勝記録は上位陣も相手にした連勝です。
この辺の違いは、本当はあるのですが、現代では勝ちは勝ちで、こだわる人は変な人になってしまいます。
羽生3冠に勝ったことは驚きましたが、公式戦ではなかったので、花を持たせたかもしれません。
マスコミは本気で負けたと思っているようですが、
とにもかくにも、28連勝です。現代将棋だから勝てたこともあると私は思いました。
将棋のプロは天才同士の戦いです。だからこそ、お互い先読みをして、何十手先の勝負を読みつくして
最後の詰めになる前に、潔く敗北を認めていました。
それが最近では、新しい指し方を模索するあまり、小学生の将棋の指し方も取り入れるようになり、
勝負のレベルも、最後の最後まで完全に詰むまで指すようになりました。
あわよくば、相手が指し間違えるかもしれない と よく言えば勝負に執着する泥試合になりました。
実際にはプロが人工知能のボナンザやアプリの影響を受けているからだそうです。
そこで、最近の澤田6段との28連勝の棋譜をたまたま、将棋チャンネルで見ました。
最後の局面だけ見ましたが、酷い内容でした。
藤井4段による包囲殲滅での完全勝利でした。
解説によると気負いすぎたのか澤田6段のミスがいくつもあった結果のようでした。
そのうちの一つの場面の解説を見ましたが、確かに、昔のプロなら絶対に打たない素人手を指していました。
そして、最終局面では戦場での指揮系統が寸断され、、飛車角の武将が兵と連携が取れずに孤立
王将はこんなはずではと、場当たり的な支持を出して、相手の歩兵に倒されていくという。
どうして、こうなった?!
という、内容でした。 まさに、現代だからこそ としか言いようがありません。
おそらく、次回も段位が下位の相手ですので、連勝記録も伸びていくでしょう。
しかし、将棋の世界は天才の集まりです。早熟の天才はいくらでもいました。
何度挑戦しても名人になれなかった人もたくさんいました。
羽生三冠の言葉を思い出します。
「ただ勝つだけなら今でも7冠は取れます。勝つにも勝ち方があるのでそこを模索している。」 と
ここに、日本独自の究極の美学に行きつくのです。
相撲の横綱と一緒です。
静かに見ていきたいと思います。
時期も丁度、「三月のライオン」がNHKでアニメ化され、引き続き、映画も上映されたタイミングで、
主人公より、早い4段昇進。話題にならないわけがないです。
父親が将棋が好きなので、多少の見る目がありますが、連勝といっても、段位が下位相手の連勝です。
浜松の神谷8段の連勝記録は上位陣も相手にした連勝です。
この辺の違いは、本当はあるのですが、現代では勝ちは勝ちで、こだわる人は変な人になってしまいます。
羽生3冠に勝ったことは驚きましたが、公式戦ではなかったので、花を持たせたかもしれません。
マスコミは本気で負けたと思っているようですが、
とにもかくにも、28連勝です。現代将棋だから勝てたこともあると私は思いました。
将棋のプロは天才同士の戦いです。だからこそ、お互い先読みをして、何十手先の勝負を読みつくして
最後の詰めになる前に、潔く敗北を認めていました。
それが最近では、新しい指し方を模索するあまり、小学生の将棋の指し方も取り入れるようになり、
勝負のレベルも、最後の最後まで完全に詰むまで指すようになりました。
あわよくば、相手が指し間違えるかもしれない と よく言えば勝負に執着する泥試合になりました。
実際にはプロが人工知能のボナンザやアプリの影響を受けているからだそうです。
そこで、最近の澤田6段との28連勝の棋譜をたまたま、将棋チャンネルで見ました。
最後の局面だけ見ましたが、酷い内容でした。
藤井4段による包囲殲滅での完全勝利でした。
解説によると気負いすぎたのか澤田6段のミスがいくつもあった結果のようでした。
そのうちの一つの場面の解説を見ましたが、確かに、昔のプロなら絶対に打たない素人手を指していました。
そして、最終局面では戦場での指揮系統が寸断され、、飛車角の武将が兵と連携が取れずに孤立
王将はこんなはずではと、場当たり的な支持を出して、相手の歩兵に倒されていくという。
どうして、こうなった?!
という、内容でした。 まさに、現代だからこそ としか言いようがありません。
おそらく、次回も段位が下位の相手ですので、連勝記録も伸びていくでしょう。
しかし、将棋の世界は天才の集まりです。早熟の天才はいくらでもいました。
何度挑戦しても名人になれなかった人もたくさんいました。
羽生三冠の言葉を思い出します。
「ただ勝つだけなら今でも7冠は取れます。勝つにも勝ち方があるのでそこを模索している。」 と
ここに、日本独自の究極の美学に行きつくのです。
相撲の横綱と一緒です。
静かに見ていきたいと思います。